ETIKA  |  BUSINESS PLATFORM RENEWAL
秋江様向け
業務基盤刷新プロジェクト
— 前回ご提案の振り返りと、いただいたご意見への追加対応 —
株式会社 etika / 2026年 第2回ご提案
はじめに

本日の構成

前回(4月)ご提案した業務基盤刷新の全体像を改めて共有し、現場の皆さまよりいただいたご意見への対応を、実際に動く画面でご覧いただきます。

1Part 1:前回ご提案のおさらい
システム全体像とお見せしたデモ
2+Part 2以降:追加対応
大量データ・役割別・まとめ発注・内職滞留・AIアシスタント
01
前回ご提案のおさらい
システム全体像 / お見せした動くデモ / 5つの価値
1-1 秋江様の現状

製造特性が強い、多工程・多品種の事業

業種製造業(お守り・宗教用品)
得意先5,000〜6,000 社(神社・お寺、北海道〜沖縄)
SKU12,000〜13,000 点、使用部品 20,000 点以上
拠点京都本社、小倉拠点
製造特性内職者による半ハンドメイド。1ロット約300個が出荷↔入庫を何度も往復する多工程製造
1-2 4つの主要課題

「変えたくても変えられない」基幹と分断

#課題痛み
C-1基幹システムの不適合(電脳工場)フルカスタムだが現業務に合わず、変えたくても変えられない
C-2二重管理の常態化(ノーツ↔電脳工場)受注時に手入力で打ち直し、データが分断
C-3紙・電話・手入力の残存専任社員が全工程を手入力、内職工程は属人管理
C-4営業と製造の分断「あのロット今どこ?」に毎回電話が必要
1-3 ご提案する全体像

3層構成 — Zoho/カスタムアプリ/TKC

┌─ Zoho Suite(CRM Enterprise + Campaigns + SalesIQ)──────┐
│   顧客/商談/見積/受注/拠点別ダッシュボード            │
│   + 製造進捗ウィジェット(CRM 画面内に表示)             │
└──────────────────┬───────────────────────────────────────┘
                   │ REST API(双方向)
┌──────────────────┴───────────────────────────────────────┐
│   秋江製造管理アプリ(カスタム Web アプリ)               │
│   製造指示/工程ボード/バーコード出荷・入庫/内職者/在庫 │
└──────────────────┬───────────────────────────────────────┘
                   │ FX クラウド API(または CSV)
┌──────────────────┴───────────────────────────────────────┐
│   TKC FX(会計・請求)※現行運用を継続活用                │
└──────────────────────────────────────────────────────────┘
基本方針:ノーツ→Zoho CRMへ完全移行/電脳工場は段階的に切り離し(電脳ダイエット)→最終リプレース/特殊な製造工程はカスタムWebアプリで構築(ソースコード保有)/TKC FXは既存活用。
1-4 お見せした「動くデモ」

紙ではなく、操作できるデモでご覧いただきました

①商談→製造指示 → ②工程ボード → ③内職者管理 → ④バーコード出荷・入庫 → ⑤在庫・資材・ガント → ⑥TKC連携
  • 商談→製造指示:受注商談からAPIでデータを呼び出し、商品・数量・工程・必要資材を算出して指示書化(ゼロ起票も可)
  • 工程ボード:製造指示ごとの進捗をカンバン形式で可視化
  • 内職者管理:ロット出し・預けロット・納期超過の状況
  • バーコード出荷・入庫:スマホカメラで Code128 をスキャンして処理
  • 在庫・資材・ガント/TKC連携:不足アラート・一括発注・スケジュール、出荷後に請求へ
1-5 ご提案する5つの価値

つなぐ・気づく・解消する・渡す・育てる

営業と製造をつなぐ
CRMの商談画面から製造進捗がリアルタイムで見え、「あのロット今どこ?」の電話が不要に
動く見込み客の自動検知
Campaigns+SalesIQでメール開封・サイト閲覧をスコア化(必要に応じて)
紙・電話・属人管理の解消
バーコードスキャン1回で出荷・入庫を記録、工程ボードが自動更新
ロックインしない完全引き渡し
ソースコード・ドキュメント一式を秋江様の資産として納品
AIで「育つ」業務システム
運用後の改修もAIで進められ、従来SIerより大幅短縮
1-7 業務フローに沿った機能のご案内

1つの仕組みの上で、紙・電話・手入力なしでつなぐ

①受注・商談 → ②製造指示 → ③工程の進捗管理 → ④内職者へロット出し → ⑤出荷・入庫(バーコード) → ⑥在庫・出荷 → ⑦請求(TKC)
段階画面大枠の機能
① 受注・商談Zoho CRM受注商談を製造へ引き渡し(進捗は「役割別→営業担当」で確認)
② 製造指示📋 製造指示商品・数量から工程・資材を自動算出して指示書化
③ 工程進捗📌 工程ボード工程をカンバンで可視化・ステータス更新
④ 内職者👷 内職者出庫・預かり・納期を管理
⑤ 出荷・入庫📷 スキャンバーコードで出庫/入庫を記録
⑥ 在庫・出荷📦在庫/🧱資材/📅予定在庫・不足アラート・一括発注・工程予定
⑦ 請求TKC FX全工程完了後に出荷、データをTKCへ連携して請求
🔗 デモURL:https://akie-demo.etika.life/ / 画面上部メニューから各機能を開けます(スマホ・タブレット可)
02
前回いただいた主なご意見
今回の追加対応の出発点
Part 2 現場の皆さまからのご意見

業務に即した5つのご意見

#いただいたご意見
案件・資材が各1万件超、日次500ロット。シンプルな画面では目的の情報を探しにくい
工程ごと(織り/購買/各製造工程)に管理者がおり、見る範囲が異なる。製造部長は全体を俯瞰したい
少量多品種で共通部品をまとめ発注。「1受注=1発注」では業務に合わない
現行マスターデータの精度が低く、移行・整備に相応の工数が見込まれる
リピート中心で高度な商談管理ニーズは未知数。ただし営業が製造進捗を見られる価値は高い
03
いただいたご意見への追加対応
ご意見 → 対応方針 → デモ操作
対応① 大量データを「さばく」UI

「めくる」をやめ、「絞り込んで出す」へ

製造管理の定石を横断調査 → 1万件を一覧/カンバンで全部見せる設計はどの製品も不採用。共通解は次の4点。
  1. 集約サマリを先に出す(工程×ステータスの件数)→ 全件をめくらない
  2. 権限・担当・ステータスで初期フィルタ(見るのは常に自分の数十件)
  3. 完了は自動退避し、動いているものだけ残す
  4. 件数 → クリックで絞り込み一覧へドリルダウン
デモ:🏠ダッシュボードの「工程×ステータス サマリ」→ 件数をクリック → 工程ボードへドリルダウン。「1万件あっても、見るのは今アクティブな数十件だけ」
対応② 役割別ビュー

役割に応じて、見える範囲と初期画面を変える

ロール見える範囲主な画面
各工程の管理者自工程のみ(進捗・内職者・滞留)自工程の工程ボード+内職者ボード
製造部長全工程横断の俯瞰・ボトルネック全体ダッシュボード
営業自分の受注の進捗のみCRM受注画面内の進捗ウィジェット
経営層拠点別・全社の達成状況経営ダッシュボード
デモ:👥役割別タブを「工程責任者→管理者→営業担当」と切替。「ログインする人によって最初の画面が変わります」
対応③ 購買は「まとめ発注」

受注横断で所要量を集約して発注

各受注の所要部品を積み上げ(A:ナイフ20 / B:50 / C:30)
        ↓ 共通部品で横断集計
[ナイフ 計100個 必要 / 在庫30 / 不足70]
        ↓ 発注点・安全在庫を加味
仕入先軸でまとめ発注(受注をまたいで1本の発注)
デモ:🛒購買 →「資材不足一覧」で不足を確認 →「集約発注バッチ」で共通部品が仕入先ごとに1本にまとまることを提示
対応④ マスターデータ移行

率直に — 相応の工数。だからPhase 1で数値化

  • 新システムは標準的なテーブル構成で組み直し、現行の歪んだ持ち方を引き継がない
  • Phase 1 でデータプロファイリング → 整備難易度を「感覚」から「数値」へ
  • 整備の分担を明確化:当社(変換・移行プログラム)/秋江様(業務判断が要るクレンジング)
  • 費用変動の前提を明言:Phase 1 完了時に確定見積をお出しします
  • 当社は数万〜数十万件規模の移行実績。1万件規模は十分対応可能
デモ:🗄️マスタ整備 →件数確認 →「データ品質の課題一覧」で重複・欠損・未確認を重要度つきで管理するイメージ
対応⑤ CRMの必要範囲

最小構成から。主価値は「製造進捗の可視化」

  • CRMは最小構成から。高度な商談管理は最初から作り込まない
  • 主価値を「製造進捗のリアルタイム可視化」に絞る(前回も高評価の点)
  • マーケ機能(配信・スコアリング)は必要になった時に足せる状態に
  • 構成の自由度:CRMはZoho以外も技術的に接続可能(kintone/Salesforce等)。Zoho推奨だが固定ではない
デモ:👥役割別→営業担当。受注ごとに「現工程/進捗%/納期」=営業が自分で製造進捗を確認できる状態(将来CRMに埋め込む“窓”の中身)
追加対応 内職者の滞留可視化

「誰に出しすぎて、どれだけ帰ってこないか」が赤で分かる

[内職者A] 預けロット: 12 / 最長21日 ← 超過(赤)
[内職者B] 預けロット:  5 / 最長 6日 ← 通常
[内職者C] 預けロット: 18 / 最長25日 ← 超過(赤・出しすぎ&滞留)
        ↓ クリック
[内職者C に出している全ロットと各納期・滞留日数の一覧]
デモ:👷内職者 →滞留の長い順・色分け(通常=グレー/接近=黄/超過=赤)→赤い内職者をクリックで明細。「Cさんに出しすぎて詰まっている」が電話なしで分かる
03+
追加デモ:業務データに答えるAIアシスタント
「画面で見る」から「話しかけて聞く」へ
AIアシスタント 何ができるか

自然な質問に、根拠データ付きで答える

質問返ってくる答え(実データから生成)
納期遅延している製造指示は?超過件数+最も遅いロット・顧客・納期+一覧
今どの工程に滞留が多い?工程別の待機・作業中の件数
内職者で滞留が長いのは誰?滞留の長い順に内職者・最長日数・判定
不足資材は?まとめ発注すべきは?不足品目を仕入先で束ねた「まとめ発注」候補
伏見稲荷大社の受注の進捗は?顧客の進行中案件と各現工程
画面を探さず聞くだけ。答えには必ず根拠データが付きます。
AIアシスタント アーキテクチャと利点

読み取り専用・根拠付き・外部送信ゼロ

[質問(チャットUI)]
   ↓
[オーケストレーター]
 意図解釈・ツール選択
 (本番:LLM function-calling/MCP)
   ↓ 読み取り専用
[業務DB照会ツール群]
 製造/工程・内職/出荷
 資材/購買・受注/顧客・在庫
   ↓ 構造化結果
[自然文+根拠データ表]
  • 根拠データ付き=「それっぽい誤答」を排除。数字は必ず実データ
  • 読み取り専用=AIが勝手に更新しない
  • 役割スコープ連動=営業は自分の受注のみ等
  • 外部送信なし=学習OFF/ローカルLLMで実データを外に出さない
データアーキテクチャと表現方法は経営層ヒアリングを踏まえPhase 1で確定。ダッシュボードは外部BI(Zoho Analytics/Power BI/Looker Studio等)接続も選択肢。
04
AI駆動の開発体制と完全引き渡し
なぜ速く・正確で、運用後も自社で回せるのか
この提案自体が、その実例です

「ご意見 → すぐ動く改修」を要件定義中も回す

前回いただいたご意見今回の改修(実装済み)
1万件では探せない工程×ステータスの集約サマリ → ドリルダウン
工程ごとに見る範囲が違う役割別ビュー(管理者/工程責任者/購買/営業)
誰に出しすぎて詰まっているか見たい内職者の滞留日数を色分け(通常/接近/超過)
(一歩先)データに聞きたい業務データに答えるAIアシスタント(新規)
前回のご意見をわずか数日で“動く画面”に反映。「紙で固めてから作る」のではなく「動かして見て、その場で直す」を高速で繰り返す。コーディングの大半をAIが担うからこそのスピードです。
4-1 要件定義から実装まで、AIが通貫

業務把握は「人が聞く」、要件まとめは「AIが助ける」

【集中フェーズ(合宿型)】          【構築と並行(定例)】
現地確認・課題抽出(人が聞く)  →   週次定例+動く画面で確認・反映
        ↓                                  ↓
  AIが要件・仕様に整理 ──────────────→ 継続して整理・蓄積
  • 立ち上がりは集中的に:現地確認・業務観察・課題抽出は当社担当者が直接ヒアリング(合宿型)。ここは人が現場に入る工程
  • その後は構築と並行して定例へ:業務フローが見えたら、構築しながら週次定例+動く画面で確認・反映
  • AIの役割は要件のまとめ上げ:人が聞いた内容をAIが議事録・要件・仕様書に構造化しリポジトリへ蓄積
4-2 〜 4-4 速く・正確に・安全に

仕組みで品質を担保し、本番データは守る

4-2 構築を速く・正確に
Zoho設定をAPIで自動取得し、コードとの整合をデプロイ前に機械チェック。大量項目でも設定ミス・認識ズレが起きにくい
4-3 仕様書が常に最新
議事録・やり取りを日付付きでリポジトリ蓄積。決定が出るたびAIが該当文書を更新 →「言った言わない」が起きない
4-4 セキュリティ多層防御
開発は本番データに触れない(実装はサンドボックス)。移行時も学習OFF/ローカルLLMで実データを外部に出さない
4-5 なぜ etika か

AIが全フェーズを通貫、転記ゼロ

観点一般的なSIer弊社 AI駆動体制
要件定義〜実装担当者間の引き継ぎ・転記AIが全フェーズ通貫・転記ゼロ
仕様書の鮮度実装後に古くなる決定が即時反映
実装速度関数1本 数時間〜数日AI初稿+レビューで大幅短縮
ナレッジ継承担当者依存リポジトリ蓄積+AIが文脈保持
完了後の資産ベンダー側に残る全成果物を引き渡し+AI操作手順を伝達
浮いた工数を、対話と作り込みに回す — 構築工数を圧縮する分、経営層・現場との対話量を増やし、画面・デザインの確認に多くの時間を確保します。
4-5 支援実績

100名規模・販売/製造/経理の構築を要件定義〜実装まで

所在地規模業種構築システム
福岡県約100名法人向けサービス業販売管理システム
福岡県約100名製造業販売・経理管理(売掛・買掛・在庫)システム
東京都約100名IT関連業販売管理システム
このほかにも複数のご支援実績があります。いずれも要件定義から実装まで一貫してご支援。

代表は MAツール「リストファインダー」で7年・1,000社以上の導入を主導/Salesforce→Zoho移行でライセンス1/3〜1/4削減多数/数万〜数十万件規模の移行実績。

05
投資・スケジュール・補助金
目標:2028年春頃 本番稼働
5-1 費用(税別)

従来型SIer比 1/3〜1/2

初期構築合計
約 13,500,000円
初年度総額(ランニング・保守含む)
約 16,850,000
〜18,250,000円
補助金 活用後
約 14,350,000
〜15,650,000円
従来型SIer相場(同規模)20,000,000円〜40,000,000円(当社はAI活用で 1/3〜1/2
初期構築は要件詳細の把握時に変動の可能性。マスターデータ整備の難易度により費用は変動し得ます。Phase 1 完了時に確定見積をお出しします。
5-2 スケジュール

段階的アプローチ(目標:2028年春頃 本番稼働)

フェーズ期間内容
Phase 12026年7〜9月要件定義・基本設計(合宿型含む)+補助金申請
Phase 22026年10月〜2027年3月製造管理アプリ v1 + Zoho基盤
Phase 32027年4〜6月連携実装+データ移行
Phase 4〜62027年7月〜2028年春テスト・パイロット・本番移行
5-3 補助金:デジタル化・AI導入補助金(通常枠)で最大 約2,500,000円の補助見込み(Zoho導入が条件)。申請(IT導入支援事業者認定・gBizID・SECURITY ACTION)は当社が支援。
06
進め方・リスクと前提
合宿型の要件定義 / リスク対策
Part 6 要件定義フェーズの進め方

現地での集中検討(合宿型・1〜2週間)

  • 週次ミーティングだと議論が途切れて遅くなるため、現地で午前は集中ヒアリング、午後は当社が反映
  • 現場・現行システム(電脳工場の画面/マニュアル)を直接拝見
  • 製造部長・各工程管理者のご協力時間をいただきたく存じます
業務フローがひと通り見えた段階で、構築と並行した週次の定例ミーティングへ移行します(4-1の体制)。
Part 7 リスクと前提

主なリスクと対策

#リスク対策
R-1マスタ整備工数の不確実性Phase 1でプロファイリング→確定見積
R-2大量データ時のUI性能絞り込み・ページング・保存ビュー+負荷試験
R-3役割分担の複雑さ工程管理者ごとのビュー・権限を要件定義で個別に
R-4内職者のデジタル対応社内側の入出庫管理に焦点。内職者向け紙は当面残す
#前提条件
P-1Zoho CRM Enterprise+Campaigns+SalesIQ(CRM範囲は精査の上)
P-2バーコード用カメラ付スマホ/タブレット
P-3TKC FXのエディション確認(クラウド=API/オンプレ=CSV)
P-4現場ヒアリング・テストへのご協力(合宿含む)
08
次のステップ
次は一緒に、要件を詰めさせてください
Part 8 次のステップ

方向性のご承認から、要件定義へ

1方向性のご承認
前回提案+今回の追加対応で進めることへの合意
2要件定義(Phase 1)着手
合宿型での集中検討を開始
3合宿型へのご協力
製造部長・各工程管理者の時間確保
4補助金申請の着手
gBizID/SECURITY ACTION の準備開始
電脳工場で起きた「導入時は合っていたが、変えられず硬直した」を二度繰り返さない。そのための、動くデモ・AI駆動・完全引き渡しです。
ETIKA
次は一緒に、
要件を詰めさせてください。
株式会社 etika / 2026年 第2回ご提案